膝痛
『膝痛』は、膝関節の周辺に痛みがでる症状です。
人の膝は、大腿骨・脛骨・腓骨(ひこつ)・膝蓋骨の4つの骨で構成されています。
その膝が痛む原因はさまざまですが、おもな原因は「ケガ」と「病気」の2種類。
年代で分ければ、若い方の膝痛で多いのが運動やスポーツで発生する以下のような「ケガ」です。
・靭帯損傷
・半月板損傷
膝には4つの靭帯(内側・外側側副靭帯、前・後十字靭帯)と、半月板(内側・外側にある三日月形の軟骨組織)があります。
この靭帯や半月板を運動・スポーツで損傷してしまうと、膝に腫れや痛みがでるほか、歩行困難な状態になることも多いです。
そして、中高年の方の膝痛のほとんどは、加齢にともなう以下の病気が原因と考えられます。
・変形性膝関節症:軟骨がすり減って膝関節が変形する病気
・関節リウマチ:膝関節が炎症を起こし腫れたり変形したりする病気
・痛風:体内の尿酸が関節で結晶化し、炎症を引き起こして腫れや痛みを生じる病気
このなかで、中高年の膝痛を起こす病気でもっとも多いのが「変形性膝関節症」。
変形性膝関節症は、加齢やケガによって膝の軟骨がすり減り、膝関節が変形して痛みを引き起こす病気です。
膝関節には体重の4~6倍程度の負荷が常にかかっています。
それが年齢を重ねると膝関節の軟骨が少しずつすり減って、慢性的な炎症や変形が生じてくるのです。
そこで当院が考える、膝痛の原因は「骨の変形」。
身体のバランスや姿勢・習慣による負担を筋肉が支えることで疲労が蓄積し、硬くなって膝関節に歪みが生じてきます。
その結果、膝の痛みを引き起こし、身体のバランスを崩して骨の変形が進行していくのです。
当院では膝痛の原因をしっかり探り、患者様に最適な矯正をおこないます。
膝痛に困っている方はお気軽にお問い合わせください。